
🎆 会場内は全席有料です。場所取りは一切できません
戸田橋花火大会でいちばん大事な前提がこれです。大会公式は「会場内は全席有料になります。開場前の場所取りは一切できません」とはっきり書いています。無料の観覧席はありません。いっぽう荒川をはさんだ対岸の「いたばし花火大会」には無料観覧エリアがあります。同じ日・同じ時刻に、同じ花火を、両岸から見る——ただしルールは正反対だということを、先に押さえてください。
📌 この記事は2026年9月時点の情報です
第73回は2026年8月1日(土)19時〜20時30分に開催されました(市制施行60周年記念大会)。この記事は、その内容をもとにまとめています。2027年の日程はまだ発表されていません。例年の流れでは、公式サイトの公開が4月下旬、チケット販売が6月でした。
戸田橋花火大会とは|荒川の両岸から、約15,000発
大会公式は、この大会を「荒川を挟んだ両岸から約15,000発の花火が打ち上がる首都圏屈指の花火大会」と説明しています。最大10号玉が上がります。
| 項目 | 第73回(2026年)の内容 |
|---|---|
| 日時 | 2026年8月1日(土)19:00〜20:30 |
| 会場 | 埼玉県戸田市/国道17号 戸田橋上流の荒川河川敷 |
| 打ち上げ数 | 両岸あわせて約15,000発(いたばし花火大会との合算) |
| 最大号数 | 10号玉 |
| 料金 | 会場内は全席有料。無料席・当日券はありません |
| 最寄り駅 | JR埼京線 戸田公園駅ほか |
| 交通規制 | 17:00〜21:30ごろ。自動車も自転車も通行できません |
| 主催 | 戸田市(戸田橋花火大会実行委員会) |
2026年は戸田市の市制施行60周年にあたり、公式は「市民公募によるワークショップから誕生した特別なスターマイン」や「事前投票で選ばれた楽曲による音楽花火」を実施したと案内しています。市民が作るプログラムが入る、というのがこの年の特徴でした。
行った人の口コミ・満足度
戸田橋花火大会は荒川をはさんで対岸と同時に開かれるという、全国的にもめずらしい形の大会です。実際に行った人がどう感じたのかを集めています。匿名・10秒で回答できます。
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行ってみての一言
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もともとは、ひとつの大会でした
いたばし花火大会の公式サイトに、この2つの大会の成り立ちが書かれています。もともとは、ひとつの大会でした。1950(昭和25)年、板橋区と戸田町(現・戸田市)の境界線は、旧荒川の流れを挟んで複雑に入り組んでいました。これをまっすぐに是正する境界変更が行われたことを記念し、「これからも手を取り合い、良き隣人として歩んでいこう」という願いを込めて、翌昭和26年に始まったのが大会の原点——と公式は説明しています。
境界が入り組んでいたから、まっすぐにした。それを記念して花火を上げた。そして公式によれば翌昭和27年からは両都市の「共催」となり、大会名は「戸田橋花火大会」から「区民納涼花火大会」「板橋花火大会」へと変わり、昭和63年から板橋側が「いたばし花火大会」になりました。
つまり「戸田橋花火大会」という名前のほうが先にあったということです。県境をまたいで名前が分かれ、いまは2つの大会として数えられています。2026年は戸田側が第73回、板橋側が第67回。回次が一致しない理由は公表されていませんが、数え方がそれぞれ違うということでもあります。
🌊 そもそも、この荒川は人工の川です
対岸の公式サイトによると、大会の舞台である現在の荒川は、1910年の大水害を教訓に、洪水を防ぐための国家プロジェクトとして造られた人工の川「荒川放水路」です。防災のために確保された広大な空間が、巨大な花火を安全に打ち上げる最高の舞台になったと説明されています。水害を防ぐために作った場所で、花火を上げている——この土地の成り立ちを知ると、河川敷の広さの意味が変わって見えます。
対岸の大会と、どう違うのか
無料で見たい人にとっては、ここが決定的に違います。
| 戸田橋花火大会(埼玉県戸田市) | いたばし花火大会(東京都板橋区) | |
|---|---|---|
| 回 | 第73回 | 第67回 |
| 日時 | 2026年8月1日(土)19:00〜20:30 | 2026年8月1日(土)19:00〜20:30 |
| 会場 | 国道17号 戸田橋上流の荒川河川敷 | 板橋区の荒川河川敷 |
| 無料で見られるか | 会場内は全席有料。無料席はありません | 無料観覧エリアあり(2026年に上流側へ大移動) |
| 場所取り | 開場前の場所取りは一切できません | 無料観覧エリアは当日の朝から可能 |
| 主催 | 戸田市(戸田橋花火大会実行委員会) | 板橋区・板橋区観光協会 |
| 荒天のとき | 中止 | 中止(順延開催はありません) |
チケットと座席|東側と西側で、演出が違います
この大会は有料席が東側と西側の2つに分かれ、それぞれ趣の異なる演出を行います。公式は「東側と西側に二つに分かれた有料席では、それぞれ趣の異なる演出を行い、迫力満点の音楽花火が戸田の空を彩ります」と案内しています。
どちら側の席を取るかで、見る内容が変わるということです。2026年はチケットの先行販売が6月11日、一般販売が6月15日からイープラスで始まりました。公式サイトの公開は4月22日でしたから、春のうちに公式を見ておくのが確実です。
🚗 有料駐車場は3か所とも完売でした
2026年はボートレース戸田の第1・第3・第4駐車場が有料駐車場として用意されましたが、3か所とも「SOLD OUT」になりました。事前に有料駐車券を買っていない車は当日入庫できず、現地販売もありません。しかも各駐車場からゲートまで徒歩20〜45分かかります。有料席チケットでは入庫できない(駐車券は別売)点にも注意が要ります。
当日のルール|テントもイスも持ち込めません
公式の注意・禁止事項は、かなり細かく決められています。指定席に座って見る大会だからです。
| 項目 | 公式が案内していること |
|---|---|
| リストバンド | 入口で配られるリストバンドを腕に着ける。入退場と再入場に必要です |
| 席 | 各指定ブロック内で、チケットに記載された席番号の座席で観覧 |
| 未就学児 | シートがないので保護者のひざの上で観覧 |
| 持ち込めないもの | テント・テーブル・イス・BBQセット・サンシェード・タープ・パラソル・サマーベッドなど、場所を多く取るもの |
| 光り物 | レーザーポインター・ペンライト・サイリウム・投光器は使用不可(演出効果の妨げになるため)。移動時の懐中電灯はOK |
| 三脚・一脚 | 目線の高さを超える使用は東Dカメラエリアのみ可 |
| ドローン | 持ち込み・操縦・飛行すべて禁止 |
| ペット | 同伴不可 |
| 傘 | 打ち上げ中の使用は遠慮(雨具はレインコートを) |
| 喫煙 | 指定の場所以外は禁煙 |
意外に効くのが「会場内に手洗い場がない」という点です。公式は持ち物としてウェットティッシュをすすめていて、その理由に「会場内に手洗い場がございません」と書き添えています。ほかに懐中電灯・雨具・飲料水・交通系ICの事前チャージがおすすめとして挙げられています。
交通規制|自転車も通れません
会場周辺は17時から21時30分ごろまで大幅な交通規制が行われます。公式は「自動車だけでなく自転車の通行もできません。路上駐輪も禁止します」と明記しています。
戸田橋の歩道部分は17時から一方通行になります。つまり当日は、橋を自由に行き来できません。戸田側で見るのか、板橋側で見るのかは、家を出る前に決めておく必要があります。また東側会場付近には来場者用の駐車場も駐輪場もありません。コミュニティバスtocoも路線とダイヤが変更されます。
帰りについては規制退場が実施されます。公式は「係員の指示にしたがってゆっくりとお進みください」としています。
公式リンクまとめ(ブックマーク推奨)
日程・チケット・交通規制は年によって変わります。おでかけ前に必ず公式でご確認ください。
- 戸田橋花火大会 公式サイト
- 公式|大会の魅力|両岸シンクロ演出と60周年プログラム
- 公式|注意・禁止事項|持ち物と持ち込めないもの
- いたばし花火大会 公式|魅力と歴史|両岸同時開催になった経緯はこちらに詳しく書かれています
- いたばし花火大会 公式|大会概要(対岸の大会)
県境の川で、隣どうしが手を取り合った街に住む
この大会の成り立ちは、県境をまっすぐにした記念でした。「これからも手を取り合い、良き隣人として歩んでいこう」——その願いから始まった花火が、70年以上たったいまも両岸で同時に上がり、2026年には演出まで合わせている。
戸田市は、東京に隣接していながら埼玉県という位置にあります。県境は行政の線であって、生活の線ではない——この花火はそれをいちばん分かりやすく見せてくれる行事かもしれません。戸田市の暮らしまわりは戸田市の補助金まとめや戸田市の防災記事にもまとめています。荒川のそばに住むなら、防災のほうは一度見ておいてほしい内容です。