
越谷市の支援制度、ざっくり言うと
小学校の給食費が令和8年度は無償です。ただし市は「令和9年度以降の本市対応については未定です」と明記し、口座振替の登録を解除しないよう呼びかけています。
中学校は無償化の対象外ですが、市独自の一部公費負担が続いています。小中で扱いが違う点にご注意ください。
補助金の多くが「市内の業者を使うと有利」な設計です。住宅改修は市内本社が必須、太陽光は市内事業者なら上限が8万円から10万円に上がります。
合併処理浄化槽の転換補助は最大925,000円。しかも令和8年度は申込が予定基数に届かず、残り枠があります(市街化調整区域限定)。
一方で止水板・雨水貯留槽(個人向け)・感震ブレーカー・家具転倒防止・がけ・擁壁の助成は、いずれも確認できませんでした。元荒川・中川・綾瀬川が流れる低地の市としては気になる点です。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の越谷市公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、越谷市の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、越谷市の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🔧 住宅・店舗改修促進補助金(★市内本社の業者が必須・抽選制)
金額:対象工事費の20%・上限10万円(1,000円未満は切り捨て)★条件:市内に本社または本店がある施工業者による、税抜20万円以上の改修であること。市税の滞納がなく、過去にこの補助を受けていないこと★対象が広い:外構の門扉・ブロック塀・フェンスの改修や設置も対象で、ブロック塀は撤去のみの場合も対象と市が明記しています★雨水施設も:屋根の改修工事の対象に「雨水貯留施設設置」が含まれています★受付:年2期制です。第1期は終了し、第2期は令和8年11月2日〜11月16日。予算を超えた場合は抽選です
🏚️ 耐震診断・耐震改修の補助
簡易耐震診断:無料。1〜2階建ての木造一戸建てで延べ500平方メートル以下(建築年は問いません)。現地調査はなく、結果まで約2週間耐震診断補助:費用(税抜)の3分の2・上限7万円。平成12年5月31日以前の木造軸組で2階以下、簡易診断の総合評価が1.0未満のもの一般耐震改修:費用(税抜)の23%・上限50万円。昭和56年6月1日〜平成12年5月31日の基準で建てられた建物は上限35万円改修の条件:評点1.0未満を1.0以上にする工事。市内に営業所がある建設業者が施工すること受付:令和8年4月6日開始。予算がなくなり次第終了します★耐震シェルター・防災ベッド:制度はありますが、金額は本文になくPDFのみでした。しかもそのPDFの更新日が2017年5月と古いので、建築住宅課へご確認ください分譲マンションの耐震診断:予備診断が3分の2・上限10万円。本診断が3分の2と「住戸数×5万円」の少ないほうで上限100万円(予備診断の交付を受けた場合は90万円)。管理組合が申請します
☀️ ゼロカーボン推進補助金【家庭用】(★市内事業者で増額)
太陽光発電:1キロワットあたり2万円。住宅は上限8万円(4キロワット)ですが、市内事業者と契約すると上限10万円(5キロワット)に上がります。マンション共用部は上限20万円(10キロワット)リチウムイオン蓄電池:1件5万円(ポータブル蓄電池は対象外)V2H(電気自動車等充給電設備):1件5万円EV・PHEV:1件5万円。外部給電機能を持つ車両に限りますZEH:1件20万円。Nearly ZEHとZEH Orientedは除きます。太陽光との併用申請はできません★受付:前期(令和8年5月21日〜6月5日)は終了して抽選済みです。後期は令和8年10月5日〜10月16日
🔌 省エネ家電買換促進補助金(★受付初日に予算超過して終了)
★重要:令和8年度は受付終了しています。4月22日の受付開始当日に予算を超過し、当日到着分で抽選が行われました(4月30日に落選通知、5月13日に当選者へ交付決定通知)参考(終了した内容):対象経費の2分の1。エアコン・冷蔵庫は家電量販店等で上限4万円、市内事業者なら上限7万円。LED照明器具は1万円(台数の制限なし)★ポイント:市内の個人電気店で買うと上限が7万円、量販店だと4万円という差が付いていました。この人気ぶりを見ると、次年度も初日に動く必要がありそうです補足:買い換えのみが対象で、新規の購入は対象外でした
🚰 合併処理浄化槽 転換設置補助金(★最大925,000円・残り枠あり)
5人槽:合計で上限724,000円7人槽:合計で上限802,000円10人槽:合計で上限925,000円内訳:工事費・撤去費・配管費のそれぞれに交付されます(撤去費は上限9万円、配管費は上限25万円)★対象:市街化調整区域の専用住宅で、単独処理浄化槽や汲み取り式からの転換であること★令和8年度の状況:市ページに「令和8年度募集では、予定基数に満たなかったため、抽選を行いませんでした。残り基数については担当課までお問い合わせください」とあります。まだ枠が残っています
🏠 空家の改修・除却補助と空家バンク
改修費補助:対象経費の3分の2・上限30万円。★ただし子ども食堂や高齢者サロンなど地域活性化の用途で10年以上継続して活用することが条件で、自分が住むための改修は対象外です除却費補助:対象経費の5分の4・上限30万円。未接道の敷地なら上限50万円★除却の条件:「特定空家等」に認定されていること(勧告を受けているものは除く)と、旧耐震基準であること。ハードルは高めです共通:いずれも市内事業者の施工。先着順で予算に達すると終了します空家バンク:あります。埼玉県宅建協会の越谷支部と連携し、専用の外部サイトで公開されています。ただしバンク経由で取得・改修する場合の購入補助は確認できませんでした
🏘️ 家賃助成・防犯・三世代(★いずれも確認できませんでした)
★家賃助成:市独自の一般向け家賃助成は、市公式サイト上で確認できませんでした。「賃貸住宅に関する支援」のページからのリンク先は、すべて生活困窮者向け(住居確保給付金など)でした★防犯機器:補助錠や防犯カメラなど、個人向けの購入助成も確認できませんでした。防犯のページにあるのは市が設置する街頭防犯カメラと啓発の情報です★三世代同居・近居支援:こちらも確認できませんでした★生垣設置助成:確認できませんでした。ただし上の住宅・店舗改修促進補助金でブロック塀の撤去やフェンスの設置が対象になります住居確保給付金:離職などで住まいを失うおそれのある方向けの国の制度があります
🌊 水害・地震への備え(★個人向けの助成が見つかりませんでした)
★止水板:設置助成は市公式サイト上で確認できませんでした。防災トップ、風水害への備え、下水道の市民向けページのいずれにも記載がありません★雨水貯留槽・浸透ます:個人向けの助成は確認できませんでした。市の雨水に関するページは、開発面積500平方メートル以上の開発行為に設置を義務づける技術基準で、補助金ではありません補足:ただし住宅・店舗改修促進補助金の対象工事に「雨水貯留施設設置」が含まれているので、間接的に対象になり得ます★感震ブレーカー:助成は確認できませんでした。市のページは種類と価格帯の啓発情報のみで、分電盤内蔵型がおよそ5〜8万円、後付型が約2万円、コンセント型が約5千円〜2万円、簡易型が約2〜4千円と紹介されています★家具転倒防止器具:市の助成は確認できませんでした。掲載されているのは埼玉県の「家具固定サポーター登録制度」への案内で、相談と見積は無償ですが施工は有償です★がけ・擁壁:助成は確認できませんでした★携帯トイレ等の備蓄品:個人向けの助成は確認できませんでした。市はトイレトレーラーの導入や防災備蓄倉庫の整備を進めています防災ラジオ:有償での配付です。無償の助成ではありません
👶 出産・子育ての支援
🍚 学校給食費(★小学校のみ無償・令和9年度以降は未定)
★市の見出し:「市立小学校の令和8年度学校給食費を「無償化」します」——市は無償化にカギカッコを付けています★市ページ原文:「国の交付金(給食費負担軽減交付金、物価高騰対応地方創生臨時交付金)を活用して、令和8年度の小学校の学校給食費(保護者負担額)について抜本的な負担軽減(いわゆる無償化)を実施します。」小学校:市ページ原文「令和8年度については小学校児童の保護者に負担いただく費用(学校給食費)はありません。」★中学校:市ページ原文「国は令和8年4月から小学校児童の学校給食費の抜本的な負担軽減を実施することとしています。そのため、中学生は対象となりませんが、令和7年度から越谷市独自に実施している学校給食費(保護者負担額)の一部公費負担は継続します。」★継続の見通し:市ページのQ&Aに「令和9年度以降の本市対応については未定ですので、口座振替登録は解除せずに引き続き登録をお願いします」と明記されています。ここまではっきり書いている市は多くありません財源:国の交付金2種類(給食費負担軽減交付金、物価高騰対応地方創生臨時交付金)を活用と明記されています就学援助を受けている方:請求そのものがなくなるため、学校給食費分の支給はなくなります生活保護の方:従来どおり全額が公費負担です★給食費の改定:令和8年9月から金額が改定されましたが、市は「改定差額は当面の間公費で負担するため、保護者負担額に変更はありません」としています。改定後の具体的な金額は画像でしか示されておらず、本文には数値がありませんでした
🏥 こども医療費支給制度(★高校修了まで・所得制限の記載なし)
対象:市ページ原文「通院:高校修了まで/入院:高校修了まで(18歳到達後の最初の3月31日まで)」拡大の時期:令和6年4月1日から「高校修了まで」に拡大されました埼玉県内の医療機関:市ページ原文「窓口負担なし(現物給付)」。窓口で資格証と保険証を提示した場合に限ります埼玉県外など:いったん窓口で支払い、あとから申請します(償還払い)★所得制限:こども医療費のページには「所得」という語が1回も出てきません。一方でひとり親家庭等医療費のページには「所得制限」の見出しと限度額の表(扶養0人で本人2,080,000円・扶養義務者2,360,000円など)があります。市が明確に書き分けています★注意:1か月に一定額を超えた場合などの例外については、市ページ本文に記載がなくPDFにまとめられています。詳しくは市のPDFをご確認ください登録が不要な方:生活保護を受けている方、里親などに委託されている方、ほかの制度で自己負担が全くない方(越谷市の重度心身障害者医療費・ひとり親家庭等医療費を除く)など
🤰 妊婦支援給付金・1か月児健康診査の助成
妊婦支援給付金(1回目):妊婦1人あたり5万円妊婦支援給付金(2回目):お子さん1人あたり5万円対象:市内在住で令和7年4月1日以降に出産する妊婦の方。流産・死産も対象です★注意:旧「出産・子育て応援金」は令和8年3月31日で終了し、この制度に移行しました1か月児健康診査の助成:お子さん1人につき1回、上限5,621円。令和6年4月1日以降に生まれ、健診当日に市に住民票がある方。申請期限は1歳の誕生日の前日
🛏️ 産後ケア事業の利用者負担額
訪問型:1回500円(2時間)通所型:1回2,000円(8時間)宿泊型:1泊2日7,500円。通常10,000円からクーポンで2,500円が減免された金額です。1日増えるごとに2,500円加算★免除:非課税世帯・生活保護世帯は無料です回数:訪問・通所・宿泊を合わせて7回(7日)まで。宿泊は最大5泊6日対象:市内在住で1歳未満のお子さんとお母さん★ポイント:訪問型が1回500円というのは、埼玉県内でも安いほうです
👶 不妊・不育症の検査費助成
早期不妊検査費・不育症検査費:上限2万円。検査開始時に妻が35歳未満なら上限3万円。ご夫婦1組につき各1回条件:婚姻または事実婚で、検査開始時に妻が43歳未満。ご夫婦の一方が市に住民登録があること★先進医療の不育症検査:自己負担額の7割・上限6万円。2回以上の流産・死産の既往があり、医師が不育症と判断した方。先進医療の実施届出をした医療機関での検査が対象★注意:越谷市の特定不妊治療費助成は、保険適用の開始にともない令和5年5月末で受付を終了しています。市が実施しているのは検査費への助成です
🧹 子育て世帯訪問支援事業・病児保育
訪問支援の利用者負担:生活保護世帯は0円、市町村民税非課税世帯も0円★注意:課税世帯の負担額は市ページの表の続きにあり、今回は確認できませんでした。窓口でご確認ください利用できる回数:1家庭あたり月4回、1回2時間まで。キャンセル料は1,000円対象:産前産後の方、ヤングケアラーのいるご家庭など病児保育室:1日2,000円(生活保護世帯・里親世帯などは無料。昼食やおやつ代は別途)病児保育の対象:市内在住で生後3か月から小学3年生まで。連続7日間まで。レイクタウン・北越谷・新越谷の3室で、定員は5〜6人です
🏫 保育料・幼児教育の無償化
0〜2歳児:世帯の市民税額によって決まります。金額の表は「保育施設・幼稚園等のご案内」というPDFに掲載されていて、本文に数値の記載はありませんでした算定:令和8年9月〜令和9年8月分は、令和8年1〜12月の収入から算定されます3〜5歳児:幼児教育・保育の無償化により、基本の利用者負担は無償です注意:給食費・教材費などの実費徴収はあります。施設の類型によって無償化の範囲が違います★私立幼稚園:市独自の上乗せ補助は確認できませんでした。掲載されているのは国の「施設等利用給付」のページです
📝 就学援助・入学準備金(★入学準備金は貸付です)
就学援助の内容:学用品費、学校給食費などを援助します★金額:市ページ本文に記載がなく「手引き」のPDFのみでした。所得制限もPDFに記載されています★受付と適用時期:令和8年4月10日〜令和9年1月29日。5月29日までに申請して認定されると4月1日から対象ですが、6月1日以降の申請は申請した月の翌月からになります★入学準備金は貸付です:市ページ原文「給付ではありません。入学した方が卒業してから6か月経過した後、返済が開始します。」貸付の額:無利子で、高校・高専・専修(高等課程)・特別支援学校高等部は公立30万円以内/私立50万円以内。大学・短大・専修(専門課程)は80万円以内貸付の条件:連帯保証人が1人必要です。所得基準があります(例:父母と高校生1人の世帯でおよそ500万円)申請:第1回が令和8年10月1日〜20日、第2回が令和9年1月5日〜25日★市独自の給付型奨学金:市公式サイト上で確認できませんでした
👂 高齢者補聴器購入費助成事業
金額:上限30,000円対象:市内在住の65歳以上で、市町村民税非課税世帯(生活保護世帯を含む)の方条件:耳鼻科の医師が必要と認めること。聴覚障害者手帳の交付対象外であること。過去5年以内にこの助成を受けていないこと★重要:購入後の申請は対象外です。必ず買う前に申請してください受付:令和8年度分は4月1日から難聴児の助成:18歳到達年度末までで25デシベル以上、手帳の交付対象外の軽度・中等度難聴のお子さんには、購入費用の3分の1の自己負担で助成があります
🩻 国民健康保険の助成
人間ドック検診料助成:上限10,000円。おひとり年度に1回★対象:越谷市国保に加入していて受診年度に35歳以上の方。国保税の滞納がないこと。同じ年度に特定健診等を受けていないこと★脳ドック:助成は市公式サイト上で確認できませんでした(国保給付のページの一覧に項目がありません)保養施設の宿泊助成:大人1泊2,500円/子供1泊1,500円。おひとり年度に2泊まで。埼玉県国保連合会の契約保養施設が対象で、国保税の滞納があると助成券が発行されません出産育児一時金:48万8千円(産科医療補償制度に加入する医療機関での出産は50万円)
🧓 高齢の方への支援
在宅介護者福祉手当:月額5,000円(2人以上を介護している場合は1万円)。年3回(4月・8月・12月)に4か月分をまとめて支給手当の対象:市内在住で、在宅の65歳以上・要介護4または5の方を常時介護している主たる介護者。施設や病院に入所・入院中は対象になりません緊急通報システム:装置の貸与(電話の基本料・通話料・電気料はご自身の負担)。市内在住65歳以上の市民税非課税世帯で、発作をともなう疾患があるひとり暮らしの方など高齢者インフルエンザ:自己負担1,500円。市民税非課税世帯・生活保護世帯などは無料。実施期間は令和8年10月1日〜令和9年1月31日★確認できなかったもの:高齢者向けのエアコン購入助成、スマートフォンの購入補助は、いずれも市公式サイト上で確認できませんでした
💍 結婚・移住・定住の支援
💍 結婚新生活支援事業(★確認できませんでした)
★重要:結婚にともなう新生活の費用を補助する制度は、越谷市の公式サイト上で確認できませんでした。確認した範囲:「結婚・離婚」のカテゴリにある「経済的な支援」の欄からのリンク先は、生活困窮者向けのページだけでした★比較:同じ埼玉でも川口市には結婚新生活支援補助金(最大10万円)があります
🚚 移住支援金(★確認できませんでした)
★重要:移住支援金にあたる市のページは、公式サイト上で確認できませんでした。背景:国の移住支援金は東京圏の外へ移る方を支援する制度で、埼玉県は東京圏の側にあたります補足:移住支援金を前提にした資金計画は立てないほうが安全です
🌾 越谷市空家バンク(★あるが購入補助はありません)
内容:空家バンクはあります。埼玉県宅建協会の越谷支部と連携し、専用の外部サイトで物件が公開されています★注意:バンク経由で取得したり改修したりする場合の購入補助は確認できませんでした関連する補助:空家の改修費補助(3分の2・上限30万円)はありますが、子ども食堂や高齢者サロンなど地域活性化の用途で10年以上使うことが条件で、自分が住むための改修には使えません
🚫 終了した給付金にご注意ください
食料品等物価高騰対策支援電子クーポン「がやポン」:市民1人あたり3,000円(非課税世帯は1世帯5,000円を加算)。受取窓口は令和8年8月30日で終了しています物価高対応子育て応援手当:0歳〜高校3年生のお子さん1人あたり2万円。申請期間は終了しています省エネ家電買換促進補助金:令和8年度は受付初日に予算超過して終了していますHPVワクチンの任意接種費用助成:申請期限の令和7年3月31日で終了特定不妊治療費助成:令和5年5月末で受付終了★サイトのURLについて:越谷市の公式サイトは令和4年10月28日にリニューアルされ、アドレスが変わっている場合があります。古いURLをお持ちの方はご注意ください
⚠️ 越谷市を検討している方へ
越谷市には、移住支援金・結婚新生活支援事業のいずれも、市公式サイト上で確認できませんでした。空家バンクはありますが、取得や改修への購入補助は見つかりませんでした。一方で越谷市の補助金は「市内の業者を使うと有利」という設計が徹底しています。住宅改修は市内に本社がある業者が必須、太陽光は市内事業者なら上限が8万円から10万円に、省エネ家電は市内事業者なら上限が4万円から7万円に上がります。リフォームや設備の導入を考えるなら、業者選びの段階から補助金を意識してください。なお市街化調整区域で単独処理浄化槽や汲み取り式のお宅を検討している方は、合併処理浄化槽の転換補助(最大925,000円)を必ず確認してください。令和8年度はまだ枠が残っています。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
👶 子育て世帯
・★小学校の給食費は令和8年度は無償。ただし令和9年度以降は未定と市が明記・★中学校は無償化の対象外。市独自の一部公費負担は続いています・★市は「口座振替登録は解除せずに」と呼びかけています。解除しないでください・こども医療費は高校修了まで窓口負担なし。所得制限の記載もありません・産後ケアは訪問型が1回500円と安め。非課税世帯は無料・病児保育は1日2,000円(3室・定員5〜6人)・1か月児健康診査に上限5,621円の助成
🤰 これから子どもを持つ方
・早期不妊検査費・不育症検査費:35歳未満なら上限3万円、それ以外は上限2万円・★先進医療の不育症検査は7割・上限6万円・★特定不妊治療費助成は令和5年5月末で終了しています(検査費への助成のみ)・妊婦支援給付金:1回目5万円+2回目にお子さん1人あたり5万円・子育て世帯訪問支援は月4回・1回2時間まで。非課税世帯は0円・★バースデーサポート事業は確認できませんでした
🏠 家を直す・省エネ設備を入れる方(★業者選びが要)
・★住宅・店舗改修補助は市内に本社がある業者が必須。20%・上限10万円・★ブロック塀は撤去のみでも対象、雨水貯留施設の設置も対象と対象が広い・★第2期は令和8年11月2日〜16日。予算超過なら抽選です・★太陽光は市内事業者と契約すると上限が8万円→10万円に・ZEHは20万円、蓄電池・V2H・EVは各5万円。後期は令和8年10月5日〜16日・耐震改修は23%・上限50万円(新耐震寄りの建物は35万円)・★合併処理浄化槽の転換は最大925,000円で、令和8年度は残り枠あり(市街化調整区域)
🌊 水害の備えが気になる方(★見つかりませんでした)
・★止水板の設置助成は確認できませんでした・★雨水貯留槽・浸透ますの個人向け助成も確認できませんでした・★市の雨水のページは開発行為への設置義務の技術基準で、補助金ではありません・★ただし住宅改修補助の対象工事に「雨水貯留施設設置」が含まれるので間接的に対象になり得ます・★感震ブレーカーは啓発のみ(分電盤内蔵型で約5〜8万円という価格帯の紹介)・★家具転倒防止は埼玉県の「家具固定サポーター登録制度」の案内のみ。相談と見積は無償ですが施工は有償です・★がけ・擁壁、携帯トイレ等の備蓄品助成も確認できませんでした・元荒川・中川・綾瀬川が流れる低地の市です。備えは自己負担で見積もっておいてください
🧓 高齢の方・生活が苦しい方
・補聴器の購入助成は上限30,000円(65歳以上・非課税世帯)。購入後の申請は対象外・在宅介護者福祉手当:月5,000円(2人以上の介護なら1万円)。要介護4・5の方を在宅で介護・★国保の人間ドック助成は上限10,000円で35歳から使えます・★脳ドックの助成は確認できませんでした(川越市は最大26,250円)・保養施設の宿泊助成:大人1泊2,500円・年度2泊まで・高齢者インフルエンザは自己負担1,500円(非課税世帯は無料)・★エアコン購入助成、スマホ購入補助は確認できませんでした
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
🏪 ①「市内の業者かどうか」で金額も可否も変わります
越谷市はこの設計が徹底しています。住宅・店舗改修促進補助金は市内に本社・本店がある業者でないと使えません。太陽光は市内事業者と契約すると上限が8万円から10万円に上がり、省エネ家電の買換補助では市内事業者なら7万円、量販店なら4万円と大きな差が付いていました。耐震改修も市内に営業所がある建設業者の施工が条件です。見積もりを取る前に確認してください。
🎲 ②「先着」ではなく「抽選」の制度が目立ちます
住宅・店舗改修促進補助金は年2期制で、予算を超えた場合は抽選。ゼロカーボン推進補助金も前期はすでに抽選が行われました。省エネ家電の買換補助にいたっては受付初日に予算を超過し、当日到着分で抽選になっています。一方で耐震や空家の補助は「予算がなくなり次第終了」の先着順です。同じ市でも方式が違うので、その制度がどちらかを必ず確認してください。
📅 ③ 期限と適用時期に落とし穴があります
就学援助は5月29日までに申請して認定されれば4月1日から対象ですが、6月1日以降の申請だと申請した月の翌月からになります。1か月の差が出ます。補聴器の助成は購入後の申請が対象外、住宅・店舗改修の第2期は令和8年11月2日〜16日という2週間だけの受付です。「年度内ならいつでも」という制度はほとんどありません。
まとめ|越谷市の補助金は「使えるものを知る」ことから
越谷市の支援制度をひとことで言うと、「市内でお金を使う人を優遇する市」です。
住宅・店舗改修促進補助金は市内に本社がある業者でなければ使えず、太陽光は市内事業者と契約すると上限が8万円から10万円に上がります。省エネ家電の買換補助では、市内の個人電気店で買えば上限7万円、量販店なら4万円という差が付いていました。しかもこの家電補助は受付初日に予算を超過しています。地元の店で買うインセンティブが、はっきり効いているということです。
給食費については、市の書き方が丁寧でした。見出しで「無償化」にカギカッコを付け、中学校が対象外であることをQ&Aで明示し、そのうえで「令和9年度以降の本市対応については未定です」「口座振替登録は解除せずに」と書いています。ここまで正直に書く自治体は多くありません。読む側としては、むしろ信頼できる情報です。
ほかに目を引くのが合併処理浄化槽の転換補助で、10人槽なら最大925,000円。しかも令和8年度は申込が予定基数に届かず、まだ枠が残っています。市街化調整区域で古い浄化槽や汲み取り式のお宅を検討しているなら、必ず確認しておきたい制度です。
一方で防災の助成は見つかりませんでした。止水板・雨水貯留槽の個人向け助成・感震ブレーカー・家具転倒防止器具・がけ・擁壁のいずれも確認できず、家具の固定については埼玉県の「家具固定サポーター登録制度」を案内するだけでした。元荒川・中川・綾瀬川が流れる低地の市としては気になるところで、これはさいたま市・川口市・川越市でも同じ結果でした。埼玉県全体の傾向かもしれません。
このページの内容は2026年9月時点のものです。金額や受付状況は年度の途中でも変わります。申請の前には必ず越谷市の公式ページか担当窓口で最新の情報を確認してください。