
上里町の支援制度、ざっくり言うと
★完全無償化が2つあります。0〜2歳の保育料が令和6年4月から完全無償(所得も子どもの人数も関係なし)、そして学校給食費が令和8年4月から小中とも無償になりました。
給食費は小学校が国の負担軽減、中学校は町独自の施策で無償になっています。これに伴って、それまでの「学校給食費補助金」は令和7年度で終了しました。旧制度のページが残っているので、古い金額を拾わないよう気をつけてください。
こども医療費は18歳年度末まで、窓口負担なし。出産祝金は1万円(第3子以降は3万円)+祝品で、出生から2か月以内の申請が必要です。
住宅改修は工事費の10%・上限5万円。★ただし現金ではなく町の共通商品券で受け取ります。町内の業者が施工する工事だけが対象です。
★町の公式サイトは、存在しないページでもエラーを返さず「見つかりませんでした」と表示します。検索結果から古いページに入っても気づきにくいので、本文が表示されているか確認してください。
📌 申請前に必ず公式サイトで確認を
このページの金額・対象・申請期間は2026年9月時点でまとめたものです。補助金・給付金は年度ごとに内容が変わり、予算の上限に達すると年度の途中でも受付が終了します。申請を考えるときは、必ず各制度の上里町公式ページ、または担当窓口で最新の情報を確認してください。
ここからは、上里町の主な補助金・給付金を「住宅」「子育て」「結婚・移住」の3つのジャンルに分けて紹介します。それぞれのカードから、上里町の公式ページに進めます。
🏠 住宅・リフォーム・省エネの補助金
🔨 住宅改修資金補助金【★商品券で交付されます】
金額:対象工事費の10%以内・上限5万円★受け取り方:現金ではなく、上里町商工会が発行する「上里町共通商品券」で交付されます★条件:町内の業者が施工する工事のみが対象。工事金額20万円以上(消費税等を除く)で、1世帯につき1回限りです対象になる工事:屋根・外壁の塗装/居室・浴室・台所・トイレの改修/畳替え/クロスの張替え/建具/断熱サッシ/耐震補強も対象です対象外の工事:シロアリなどの防虫処理/外構/車庫/物置/冷暖房機/ボイラー/合併浄化槽の設置/集落排水の引き込み★新築は対象外:「申請者が現に生活している住宅のリフォーム」が対象なので、新築には使えません受付:先着順で、申請額が予算の上限に達した時点で終了します。工事のおおむね3週間前までに地域活力創造課へ申請してください★注意:検索結果には古い年度のタイトルが出ますが、ページ自体は令和8年度に更新済みです。同じアドレスを年度ごとに使い回しています
☀️ エネルギー創出・循環補助金【各5万円】
住宅用太陽光発電システム:50,000円(定額)住宅用蓄電池システム:50,000円(定額)充給電設備:50,000円(定額)★組み合わせ:違う機器なら複数申請できます(合計で最大15万円)。同じ機器は1人につき1回までです★民間サイトの数字に注意:民間のまとめサイトが「上限20万円」と書いていることがありますが、町公式は太陽光5万円・蓄電池5万円・充給電設備5万円です条件:町内に住所があり、自ら住む住宅の屋根または敷地内に設置すること/町税等の滞納がないこと。太陽光は10kW未満で系統連系し電力需給契約があり未使用品であること★蓄電池だけは不可:蓄電池は太陽光が設置された住宅に新たに設置して常時接続することが条件です。蓄電池だけを入れる場合は対象になりません受付:先着順で、予算の残りがなくなり次第終了。窓口への持参のみです★確認事項:ページに年度の表記が一切なく、受付期間も書かれていません。書かれているのは「令和6年4月1日以降に導入した設備が対象」という条件だけです。くらし安全課に確認してください
🏚 まちなか空家解体促進補助金【最大30万円】
金額:最大30万円内容:空家を解体・撤去・処分する費用の一部を補助します。解体業者に発注して行う工事が対象です★注意:交付決定を受けたあとに着手してください受付:先着順で、予算の限度に達した時点で受付終了です★確認事項:対象になる空家と対象者の詳しい要件は、ページ本文ではなく案内PDFと交付要綱に書かれています。「まちなか」という名前から区域が限られている可能性があるので、必ず案内PDFを確認するか、担当課に問い合わせてください
🏘 埼玉県北部地域の空き家バンク
内容:熊谷市・本庄市・深谷市・美里町・神川町・上里町・寄居町の3市4町が連携して運営する空き家バンクです。売却・賃貸を希望する空き家の情報を、移住・定住希望者に提供します★注意:これ自体は補助金ではありません。情報提供の制度です相談:空き家の活用相談は、町と協定を結んだ協会所属の宅建業者が行います窓口:くらし安全課です
🔎 確認できなかった住宅系の制度
★木造住宅の耐震補助:検索すると「上里町木造住宅耐震診断・改修等補助金について」というページが出てきますが、実際に開くと「ご指定のページは見つかりませんでした」と表示されます。まちづくり推進課・くらし安全課のどちらの一覧にも耐震の補助は載っていないため、現行制度として存続しているか確認できませんでした補足:なお戸建て住宅の耐震補助に埼玉県の制度はありません(県の対象は学校や病院などの大規模建築物)。あるとすれば町独自の制度です使える範囲:上で紹介した住宅改修資金補助の対象工事に「耐震補強は対象とします」と書かれているので、上限5万円の枠内でなら耐震工事も拾えます★その他の未確認:ブロック塀の撤去補助/止水板の設置補助/感震ブレーカーの設置補助/個人向けの防犯対策補助/住宅取得(新築・中古)の奨励金は、いずれも町のサイト上で確認できませんでした★空き家利活用推進事業補助金:検索でハウスクリーニング費用の補助がヒットしますが、開いても本文が取得できず、現行制度か確認できませんでした。現在の空家対策のページには「まちなか空家解体促進補助金」と「まちなか空き店舗等活用補助金」しか掲載されていないので、終了している可能性が高いです
👶 出産・子育ての支援
🍼 保育料の完全無償化【★0〜2歳も無料】
内容:令和6年4月から、町独自の施策として0〜2歳児の保育料を完全無償化しています★ここがすごい:子どもの年齢・人数・保護者の所得にかかわらず無償です。国の幼児教育・保育無償化は3〜5歳が対象なので、その手前の0〜2歳を町が独自に無償にしていることになります対象:上里町に住んでいて、町内・町外を問わず保育所・認定こども園・地域型保育施設(事業所内保育所等)に通う0〜2歳児★手続き:申請は不要です★確認事項:給食費・主食費などの実費徴収まで無償かどうかは、ページ本文に書かれていませんでした。「保育料が無償」という範囲で理解してください
🍽 学校給食費の無償化【★令和8年4月から小中とも0円】
内容:令和8年4月から、町内の公立小中学校の給食費が無償になりました。保護者の負担は0円で、申請も不要です★仕組みの違い:小学校は国による学校給食費の負担軽減にもとづくもの、中学校は町独自の施策です。国の制度は小学校が対象なので、中学校まで無償にしているのは町の判断ということになります★旧制度に注意:これに伴って、それまでの「上里町学校給食費補助金」は令和7年度末で終了しました。旧補助金のページが「【令和7年度で終了】」というタイトルのまま残っているので、そちらの金額を現行制度として読まないでください★確認事項:副食費や主食費まで含めた内訳はページに書かれていません(「給食費を無償化」とのみ記載)
🏥 こども医療費支給制度【18歳年度末まで・窓口負担なし】
対象年齢:出生または転入から18歳到達後の最初の3月31日まで内容:保険診療の自己負担分と入院時の食事療養標準負担額を助成します。埼玉県内の医療機関では受給資格証を出せば窓口での支払いがありません★所得制限・自己負担:ページ本文に所得制限や一部負担金の記載が一切ありません。18歳年度末まで無料と読めますが、明記されているわけではないので、気になる方は窓口で確認してください★見落としやすい注意:学校や保育所などの管理下でのけがは、日本スポーツ振興センターの災害共済給付が優先されます。このときはこども医療費助成が使えません手続き:事前の登録制です。県外での受診や治療用装具は償還払いになります
🎉 出産祝金・出産祝品と、妊婦のための支援給付
★出産祝金:新生児1名につき10,000円。第3子以降は30,000円です★出産祝品:祝金とは別に、①多機能いすと食器のセット ②月齢フォトブロック ③お食い初めセットの3つから1つを選べます★期限:出生から2か月以内に申請してください。子育て共生課の窓口です対象:出生時から続けて上里町に住む予定のお子さんの保護者産前・産後応援事業:国の「妊婦のための支援給付」として、1回目は妊婦1人につき5万円(多胎でも5万円)、2回目は胎児の数×5万円が支給されます備考:2回目は出産予定日の8週間前以降に胎児の数を届け出たあとになります
🤱 産後ケア事業【★下の金額は自己負担額です】
★読み方の注意:以下は助成額ではなく、利用者が払う自己負担額です訪問型:無料日帰り型:1回700円宿泊型:1泊2日9,000円回数:1回の出産につき7日間まで(6泊7日)。宿泊・日帰り・訪問を組み合わせて使えます対象:町に住民登録があり、おおむね出産後1年までの母子手順:事業所に予約 → 保健センターへ申請 → 決定通知、という流れです備考:ページには「最終更新:令和8年4月9日」とあり、令和8年度の内容です。事業所によって料金や時間が違う場合があります
🧬 不妊治療費助成事業【★43歳以上が対象です】
★対象年齢に注意:不妊治療を開始したときの女性の年齢が43歳以上であることが条件です。保険が適用されない年齢層に向けた制度なので、若い方向けの助成ではありません金額:治療にかかった自己負担額を、同じ夫婦1組につき1年度に1回、10万円を限度に助成。通算2年度まで対象になる治療:体外受精・顕微授精などの特定不妊治療、その一環の男性不妊治療、タイミング法・人工授精・検査・投薬などの一般不妊治療のうち、保険診療の対象外のもの居住の要件:申請日の時点で、治療を受けた方が1年以上前から上里町に住民登録していること備考:令和3年度以前にあった通算回数の制限は撤廃されています。早期不妊検査費・不育症検査費の助成のページも別にあります
📄 その他の手当・支援と、確認できなかったこと
ひとり親家庭等医療費支給事業:ひとり親家庭の親と18歳年度末までの児童(一定の障害がある児童は20歳未満)の医療費の一部が支給されます。令和8年1月から県内の医療機関で窓口払いなしになりました★一部負担について:町のページには一部負担の金額が書かれていません。検索すると「通院1か月1,000円・入院1日1,200円」という数字が出てきますが、それは埼玉県の基準であって、上里町の値として確認できたものではありません。窓口で確認してください若者の未来応援給付金:中学校卒業にあたる年齢と高等学校卒業にあたる年齢の方に1人1万円。対象者へ申請書類が郵送されます★注意:このページは振込日の一覧が令和6年度のまま更新されていません。制度が続いているかは子育て共生課に確認してください★奨学資金は「貸付」です:上里町奨学資金は貸付であって給付型の奨学金ではありません。返す必要がありますその他の未確認:就学援助制度の支給額/早期不妊検査費・不育症検査費助成の金額は確認できませんでした
💍 結婚・移住・定住の支援
🏘 「上里で暮らす」移住・定住支援のまとめ
内容:町が移住検討者向けにまとめた支援策の一覧です掲載されているもの:住宅改修資金補助金/起業者支援事業補助金/出産祝金/保育料の完全無償化/こども医療費助成(0〜18歳年度末)/学校給食費の無償化/児童館/学校の情報通信環境の整備や外国語指導助手の配置など★ここから読み取れること:このまとめページには結婚新生活支援・住宅取得補助・定住促進奨励金が載っていません。町として住宅取得への直接の補助は用意していないと読めます。力を入れているのは保育料と給食費の無償化のほうです★起業者支援事業補助金について:家賃・土地使用料が月額上限5万円×12か月、建築等工事費が3分の1(上限60万円)などの制度もありますが、こちらは事業者向けで、個人の暮らしの支援ではありません
🔎 移住支援金・結婚新生活支援について
埼玉県の移住支援金について、上里町は対象外です。対象になっているのは秩父市・飯能市・本庄市・越生町・小川町・川島町・吉見町・鳩山町・ときがわ町・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町・東秩父村・神川町の15市町村で、上里町は含まれていません。★ひとつ紛らわしい点があります。県のページの本庄市の要件欄に、「本庄市と一体の生活圏を形成する自治体」として上里町の名前が出てきます。ただしこれは「本庄市へ移住した人が、上里町の勤務先に就業してもよい」という就業先の範囲の話で、上里町へ移住した人が支援金をもらえるという意味ではありません。また結婚新生活支援事業も、県の令和8年度の実施団体一覧に上里町の掲載がなく、町のサイトにも制度ページがありませんでした。町の結婚関連のページは「SAITAMA出会いサポートセンター」に会員市町村として登録していて町民が登録するときに優待を受けられる、という内容だけです。県のページには「※下記以外の市町村でも、事業を行っている場合があります」という注記があるので断定はできませんが、町のサイト側にも制度が見当たらないので、実施していない可能性が高いと考えられます。
タイプ別|あなたが対象になりそうな制度
「結局どれが自分に関係あるの?」という人向けに、暮らし方のタイプごとに、チェックしたい制度をまとめました。
🍼 0〜2歳のお子さんがいる家庭
・保育料が完全無償(所得も子どもの人数も関係なし・申請不要)・出産祝金は1万円(第3子以降3万円)+祝品。出生から2か月以内に申請を・産後ケアは訪問型が無料、日帰り700円、宿泊9,000円で7日間まで
🍽 小中学生のお子さんがいる家庭
・令和8年4月から給食費が小中とも無償(申請不要)・こども医療費は18歳年度末まで・窓口負担なし・中学卒業・高校卒業の年齢には若者の未来応援給付金1万円
🔨 家を直したい人
・住宅改修は工事費の10%・上限5万円(工事20万円以上)・★現金ではなく町の共通商品券で交付されます・★町内業者の施工のみ・1世帯1回限り・先着順です
☀️ 太陽光・蓄電池を入れたい人
・太陽光5万円・蓄電池5万円・充給電設備5万円の各定額・★蓄電池だけの設置は対象外(太陽光との常時接続が条件)・★年度表記も受付期間もページにありません。くらし安全課に確認を
🏚 空き家を持っている人
・まちなか空家解体促進補助金で最大30万円(先着順)・★対象要件はページ本文になく案内PDFに書かれています・3市4町で連携した空き家バンクにも登録できます
申請するときに気をつけたいこと
補助金・給付金を使うときは、次の3点をおさえておくと失敗しにくくなります。
⏰ ①「予算がなくなり次第終了」の制度がある
省エネ設備の補助や住宅系の支援は、年度ごとに予算の枠が決まっています。人気の制度は年度の途中で受付が終わることもあるので、早めの確認・申請が安心です。
📄 ②「工事や契約の前」に申請が必要なことが多い
リフォームや設備の導入、耐震診断・改修は、契約や着工の前に申請(や事前相談)が必要なケースがよくあります。動き出す前に、対象になるか・申請の順番はどうかを必ず確認しましょう。
🔗 ③ 最新情報は必ず公式ページで
金額・対象・期間は年度ごとに変わります。このページはあくまで入り口として使い、申請時は各制度の公式ページや担当窓口で最新の内容を確認してください。
まとめ|上里町の補助金は「使えるものを知る」ことから
上里町の支援でいちばん大きいのは、2つの完全無償化です。0〜2歳の保育料が令和6年4月から、学校給食費が令和8年4月から、それぞれ無償になっています。どちらも申請は不要で、所得やお子さんの人数も関係ありません。毎月かかるお金がゼロになるので、一時金の補助より効き方は大きいはずです。
給食費については、小学校が国の負担軽減、中学校が町独自の施策という組み合わせで無償になっています。国の制度は小学校が対象なので、中学校まで無償にしているのは町の判断です。ひとつ注意があって、これに伴い従来の「学校給食費補助金」は令和7年度で終了しました。旧補助金のページが「【令和7年度で終了】」というタイトルのまま残っているので、検索から入って古い金額を読まないようにしてください。
住まいのほうは、住宅改修資金補助(工事費の10%・上限5万円)が中心になります。金額は控えめですが、耐震補強も対象工事に入っているので使いどころはあります。ただし受け取りは現金ではなく町の共通商品券で、町内の業者が施工する工事だけが対象です。業者を決める前に確認してください。
正直に書いておくと、木造住宅の耐震補助は現行制度かどうか確認できませんでした。検索すると町の耐震補助のページが上位に出てくるのですが、実際に開くと「ご指定のページは見つかりませんでした」と表示されます。まちづくり推進課にもくらし安全課にも耐震の補助は掲載されていないので、本格的な耐震改修を考えている方は、まず町に確認してください。なお戸建て住宅の耐震補助に埼玉県の制度はありませんので、県に期待することもできません。
不妊治療の助成は、対象が43歳以上という点に気をつけてください。保険が適用されない年齢層に向けた制度なので、若い方が使えるものではありません。年度に1回・10万円を限度に、通算2年度まで。申請日の時点で1年以上前から町に住民登録していることも条件です。
最後に、この町のサイトを見るときの注意を。上里町のサイトは、存在しないページを開いてもエラーにならず、「ご指定のページは見つかりませんでした」という画面を表示します。検索エンジンには古いページが残っていることがあるので、本文がきちんと表示されているかを確認してから読んでください。また住宅改修資金補助のように同じアドレスを年度ごとに使い回しているページもあります。金額や受付期間は年度ごとに変わります。このページは入り口として使っていただき、申請するときは必ず各制度の公式ページで最新の内容を確認してください。